はじめに
MacのNumbersはMicrosoftのExcelのような表計算ソフトです。今回紹介するのは,セルに書かれている日付を取得するDATEVALUE関数です。
フォーマット
関数のフォーマットは次の通り。日付が無効な場合は,エラーとなります。
=DATEVALUE(日付/テキスト)
使用例
使い方は簡単で,セルA2のように日付と時刻が入っているセルに対してDATEVALUE関数を実行すると,日付のみを抽出することができます。2018年4月2日のような書き方をしてもOKです。
一方,セルA3のように存在しない時刻を指定したり,セルA4のように存在しない日付を指定するとエラーになります。
注意事項
Appleのヘルプによると,DATEVALUE関数は「他の表計算アプリケーションとの互換性を維持するために用意されて」いるそうです。ところが,Microsoft Excelのヘルプを見ると,DATEVALUE関数は「文字列として格納された日付を、Excel で日付として認識できるシリアル値に変換します。」と書いてあります。Numbersでは日付/時刻値を返すので異なるようです。
他のやり方で実現可能なら,この関数は使わないほうがいいかもしれません。