Python2とPython3では割り算の答えが異なるケースがあります。これは,Python3では割り算の考え方が変わったためです。
Python2は,整数同士の割り算を実行した場合には,商は整数になる(余りは切り捨てられる)仕様でした。余りは”%”で取得できます。
>>> 5 / 3 1
一方,Python3は,商が少数になります。整数同士の割り算の商を求めたい場合に,少し戸惑いそう。
>>> 5 / 3 1.6666666666666667
商の整数部分だけを取得したい場合は,演算子に”//”を使います。
>>> 5 // 3 1 >>> 5 % 3 2
“//”で計算した場合は,Python2とPython3で同じ答えになります。5÷3=1余り2となりました。
開発環境をPython2からPython3に変更するときに,要注意の箇所ですね。