Windows10に標準搭載される新ブラウザ「Microsoft Edge」の仕様が明らかになってきました。古い技術は思い切って捨て去るようです。Microsoftのブログはこちら,ITMediaの紹介記事はこちらです。
まず筆頭はActiveXの廃止でしょうか。ActiveXは1996年に採用された技術です。もうずいぶん古くなってきましたし,脆弱性も指摘されることが多いです。今回サポートから外して,すっきりさせたいのでしょう。
MicrosoftはAppleと比較すると,開発者を大事にしているからなのか,古い技術の互換性を保つことを優先させています。ひょっとすると,Windows3.1時代のプログラムも,(上手に実装してあったら)今でも動くかも(笑)。
今回はIEからEdgeに移行して,Windows10でOSのバージョンアップは終わるってなことを明言しているくらいなので,一旦古い技術とは縁を切るつもりなのかもしれませんね。
もう一点,64bit版は64bitで動作することも気になりました。今までは,64bit版のIEでも32bit互換モードで動作して,プラグインなどは32bit版を用意しておけば良かったです。Edgeは64bitに完全移行するみたいです。OS自体も32bit版をなくしていく方向なのでしょう。