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ITMediaのニュースのタイトルを見て最初は驚いてしまいました。「月例パッチの予告をなぜ終了?・・・」そそっかしい私は,「予告」の文字を読み飛ばして,月例パッチを終了と勘違いしてしまったのですね。

実際に,2015年5月も第2火曜日(日本だと水曜日)に月例パッチを公開しています。ちなみに,今月の月例パッチでは,IEの脆弱性も修正されていて,これは「緊急」に指定されています。パッチを適用することを推奨します。

それではなぜ,月例パッチの「予告」を終了することにしたのでしょうか?

ITMediaの記事によると,単に利用者が少ないからってことのようです。さらに,月例パッチを「月例」としていることが,緊急パッチの配布の邪魔になっている的な発言もMicrosoftからあったようです。緊急なら,月例を待たずに配布すればいいだけの話だと,私は思ってしまいますが,世界的大企業になるとパッチの配布にもいろいろ手続きがあるんでしょうね。

セキュリティは緊急を要するものが多々あるので,早急なパッチ配布が必要ですが,テスト不十分な段階で公開してしまって,世界中のWindowsマシンがダウンしたとかいう事態に陥らないような仕組みを作ってほしいと思います。

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