ガラケーが主流だったころ,携帯電話の端末メーカーとして人気だったNokiaがやらかしてしまいました。Nokiaブランドのスマートフォンから中国のサーバに個人情報を送信していたそうです。IT系のニュースで取り上げられていました。私はGigazineとengadgetでニュースを見ました。
ファーウェイやZTEのような中国メーカーなら,中国当局の規制で中国のサーバに情報を送るのだとしても納得なのですが,フィンランドのNokiaが中国のサーバに個人情報を送る必然性はありません。じゃぁなぜこんなことになったのかというと,「中国向けソフトウェアを誤ってた国向けに入れた」のだそうです。中国でスマホを販売するためには位置情報や通話履歴などの情報を当局に送る必要があるってことですね。
ニュースによると,中国やロシアは自国で販売されるスマホの情報を国内に置かれているサーバで管理しているとのこと。すでに監視社会になってしまっているんだなぁ。
日本ではNokiaの端末はAmazonなどで購入しなきゃ手に入らないので,あまり使っている人がいないと思われます。だから,大きなニュースにはなっていないのでしょう。自分の個人情報がどこで抜かれているのか,実に不安にさせるニュースでした。