パスワードに「password」や「1234」といったすぐにわかるような文字列を使っている人はいないと思います。でも,日本語なら大丈夫だろうということで「himitsu」とか「naisyo」のような日本語をローマ字表記したパスワードを使っている人は,少なくないのではないでしょうか。今回は,そのようなパスワード設定も使わないほうがいいと思わせるようなニュースを紹介します。
ニュースはGigaZineで紹介されている,「ランダムな文字列っぽい「ji32k7au4a83」というパスワードが大量のユーザーに使われていた理由とは?」という記事です。
確かに「ji32k7au4a83」という文字列はランダムっぽいのですが,実は台湾の「注音符号」からきたものだそうです。この注音記号を使って「ji32k7au4a83」を表現すると,なんと「我的密碼」つまり「My Password(私のパスワード)」という意味になってしまうそうです。
日本人が似たようなことをやるとすると,かな入力で「ひみつ」と入力する「vnz」といった感じでしょうか。パスワードは英数字入力だから,日本語で入力したら大丈夫とか考えないほうがいいですね。
どうせなら,「watashinonaisyomojiretuhaTrustedDesign」つまり「私の内緒文字列はTrustedDesign」といったように,他の人と同じにらない長い文字列にした方がよさそう。
最近は,8文字のパスワードはすぐに解読されてしまうようなので,長めの文をパスワードにすることを推奨してます。