今でも現役バリバリのWindows7ですが,Microsoftによるサポート終了まで2年を切ってしまいました。MicrosoftはWindows7とWindows Server 2008のサポートは2020年1月14日までと言っています。Windows XPのサポート終了時の混乱が再び起こるのかな?なんて思いながら見ています。
Microsoftのサイトを見ると2020世代交代と銘打って,Windows7→Windows10,Office2010→Office365を推進しています。今度はMicrosoftの思惑通りに,OSとOfficeの世代交代が進めばいいですね。
Windows7の後継OSは今のところWindows10一択です。Microsoftから新OSが出る気配はないですしね。最近はどのOSを使うかという論争(MacだとかLinuxだとか)もなくなっているように思えますし。そうなると,さっさと移行してしまった方が得策のような気もします。情シス部門の人からすると,そんな簡単にいうなよってところなのかもしれませんが。
私は仕事ではWindows7を使っていますが,プライベートはWindows10です。このような方は多いのではないでしょうか。ですので,エンドユーザについては移行の障害は少なくて,ネックは業務プログラムってことになるのでしょうか。Microsoftも,どうすればOS依存にならないようなプログラムを書くことができるのか,啓発に力を入れた方がいいってことですね。JavaとかPythonを使うのではなく,Visuau Studio + .Net Frameworkを使って,Windowsのバージョン非依存のプログラムを作らせるところがミソかな。
Windows7のサポート終了の2020年には東京オリンピックが開かれます。東京オリンピック時には,サイバー攻撃が多く発生するのではないかと懸念されていますので,サポート切れのOSを使っていて被害にあうなんてことが起きないように,くれぐれも注意しましょう。Security NEXTにも啓発記事が出ていました。